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北の住まい設計社

  1. 旭川の自然全体でプレゼンテーションする、山奥にひっそり作られた家具工房とストア。

旭川の中心部から車でかなり走る。走るどころか、どんどん山の中に入って行く。はじめて来た人はこう思う。道を間違えたに違いない。そのまま走って行くと、廃校になった校舎を工房に利用した建物と、「北の住まい設計社」の看板が見えてくる。そして、こう思うのだ。どうしてこんな場所に作ったのか、と。とにかく人里離れたその場所で、ショップデザインから発生した家具づくりははじまり、20数年の歳月とともにショールームと背筋の通った家庭用品を販売するショップとなり、その横では地元の野菜やパンを焼くレストランまでが、まるで森の生態系のように育って形作られてきた。人はこう思うだろう。こんな山の奥でこんな商売が成り立つはずがない。その質問をオーナーの渡辺さんに聞くと、こう返ってきた。「何年もかかって変化してきた形なの。最初からこんな規模ではないの。だから、どこにも無理はない」と。イタリアンのシェフも加わり、本格的料理を出すレストランも5年目を迎え、新しい成長期を迎えている。150点を超すナチュラルで暖かな家具・雑貨は、ここに家を依頼したいと思う気持ちの説得力となっている。ここに住宅を頼み、ここにある家具や家庭用品で生活し、このような場所で暮らしたい。そのすべてが山に囲まれたこの場所で、イメージや過度な説明に頼ることなど一切ない現実として、プレゼンテーションされている。とにかく圧巻される。旭川のイメージすら変える力を持っている場所である。(ナガオカケンメイ)