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KINO TOKYO TREE PRODUCTS「東京の木でつくるスプーン」ワークショップレポート

2017年7月3日 公開

d47 MUSEUMで開催されていた、子どもたちが使う器やおもちゃ、衣服、家具などを47都道府県から集めた「47こども道具展」。その東京代表で出展していたKINO TOKYO TREE PRODUCTSの「つくるキット」を使った「東京の木でつくるスプーン」のワークショップを6月11日(日)に開催しました。
スタッフの私も参加し、参加者の方と一緒に作りました。

KINO TOKYO TREE PRODUCTSは、東京・多摩産の木を使ったものづくりをしているプロダクトです。
日常的に木と触れ合うことで、木のことをもっと好きになってもらいたい、そして木に関心を持ってもらいたい。そんな想いから設立されました。
実は東京の約4割は森林、そのうちのほとんどが多摩地区に集中しています。戦後に住宅用として人工的に主にスギの木を植えましたが、それらが成長してしまう前に海外の木材のほうが安価であることなどを理由に輸入に頼り始め、その結果成長して残された森林、伐採された木材の行き場がなくなっているという現状があります。そこで木に触れるきっかけとして作られたのが「つくるキット」です。

キットは今回使用するおやこさじのほかにバターナイフ、おはしの全3種類。

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キットには仕上げのやすりやみつろう、布もセットになっているので、ナイフがあればカトラリー作りがすぐに始められます。

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今回はこさじのみ作ります。

木はスギとヒノキの2種類から選べます。

スギ:柔らかく、削りやすい反面、削っている途中で折れやすい
ヒノキに比べて香りは少ないのでカレー用などにはおすすめ

ヒノキ:硬く、やや削りにくいが折れにくい
スギに比べて香りが強いが、削っている間も香りを楽しめる

木を選んだら、どんな形にしようか、何を食べようか考え、スプーンの形を決めます。削る部分が分かりやすいよう、あらかじめキットに線が入っていますが、削ればすぐに消えるので、自分の好きな形や長さのスプーンを作ることができます。

先生から削り方のレクチャーを受け、スプーン作りスタート!
ナイフを持っている手は動かさず、刃を支えている指を動かしていきます。

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参加者の方々はすぐにコツを掴まれ、時折無言になりながら熱心に削っていきます。
一方の私は超がつくほど不器用でなかなか進みません。それでもなんとか形にはなりました。

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調味料用の小さいスプーンを作りました。切り落とした部分は箸置きにする予定です。
約1時間半、集中しているとあっという間でした。(今回は時間の都合上、先生がご用意してくださっていた端を少し削ったキットを使用しました。)

参加してくださった方は「楽しい!また作りたい!」と話され、バターナイフのつくるキットもご購入してくださいました。ワークショップを通して普段はなかなか機会がない、木を削ってものを作ることを身近に感じ、楽しんでいただけたようでした。
最近は危ないからと工作の時間に彫刻刀を使わない学校も少なくないようです。
親御さんが見守りながら、自宅で安心して手軽に始められるつくるキットをきっかけにして、より多くのお子様に木を使ったものづくりの楽しさを知ってもらいたいと思います。

47こども道具展は終了しましたが、つくるキットはキッズコーナーにて引き続きお取り扱いしております。お子様とご一緒でも、大人の方だけでも楽しめます。ぜひ店頭にてご覧ください。


D&DEPARTMENT TOKYO ショップスタッフ 中村 和子