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加賀棒茶 勉強会を終えて

2017年2月26日 公開

先日、丸八製茶場の野邊さんと畑さんのお二人にお越し頂き、勉強会を行いました。

今回の勉強会では
①献上加賀棒茶について
②献上加賀棒茶のおいしい淹れ方
③ほうじ茶の面白さ(飲み比べ)
の3つを教えて頂きました。

まずは献上加賀棒茶について。
丸八製茶場の創業はなんと明治時代!
当時は茎=葉の副産物で安く仕入れることができ、その茎を焙煎してみると、美味しい!ということで、棒茶を作り始めたそうです。
献上加賀棒茶に関しては、昭和58年に昭和天皇が石川に全国植樹祭に来られた際に献上したのがきっかけ。
お年を召された昭和天皇はカフェインの多い煎茶よりほうじ茶を好まれたそうです。
昭和天皇が納得するおいしい棒茶を作るために試行錯誤を重ね、献上加賀棒茶が誕生しました。

img_6544現在富山店でお取り扱いしている献上加賀棒茶と加賀棒茶ティーバッグ。ちなみに、献上加賀棒茶のパッケージ(写真右)の字体は当時と変わらないそうです

次に、献上加賀棒茶のおいしい淹れ方を実践を交えて教えていただきました。

始めに茶器に熱湯を注いで温めます。
こうすることで香りや風味が持続し、茶器も長持ちするのだとか。
そして茶葉を入れる前にポイント!
棒茶が入っている袋を軽く振ってください。
棒茶には荒い部分と細かい部分があり、細かい部分が青っぽいので、袋を振って混ぜてあげると良いそうです。

茶葉の量が大さじ3杯に対してお湯の量が260cc。
浸出時間は20〜25秒。
(分量は2人分です。)
きっちり時計で計ってくださいね。さっぱりがお好みの方は早めにどうぞ。
お湯は熱湯を使ってください。
そして2人分より多い場合は、一度ピッチャーに入れてから湯呑みに分けます。
嫌な渋みやえぐみを出さないためです。

特別な日は棒茶の量を1.5倍で贅沢に使用するのも。香りがより豊かに感じられるそうです。

開封した袋は、風味を損なわないために密封して保存してください。
丸八製茶場は製造日から3ヶ月というお茶にしては短い賞味期限を設定してます。
おいしいお茶を飲んでほしいという誠実な姿勢がうかがえますね。

淹れたての献上加賀棒茶はとにかく香りが良く、香ばしくて苦みがなくやわらかな味。
飲むとほっと体の芯から温まるようでした。
普段飲んでいるお茶とは比べ物にならないくらい美味しかったです。

img_3125澄み切った琥珀色が特徴

img_1901棒茶を食べてみました!香ばしい!

最後に、ほうじ茶の飲み比べを。
3種類のほうじ茶の中から1つをランダムで配られました。どのお茶が配られたのかは分かりません。
同じお茶を飲んだ人が3種類それぞれ2人ずついるので、自分が飲んだお茶がどんな味・香りだったかを発表し、それをヒントに同じお茶を飲んだ人は誰かというのを当てるゲーム形式でした。

各々、甘い、渋い、青っぽい、すっきり、香ばしいなど様々な感想が。
全ての感想が一致する人がおらず、自分の感じ方が正しいのかと、何回も飲み直し感想を言い合いました。
同じお茶を飲んでいても人によって感じ方が違うのが面白かったです。

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最後に3種類のほうじ茶を全て飲みました。見た目はあまり変わりませんが、これほど味と香りが違うのか、と驚きました。
産地が違うというのも一つの理由ですが、焙じ加減の違いで味が変わってくるのだとか。
また普段、お茶がどんな味・香りか表現する機会がないので、味や香りを表現する難しさと楽しさを発見しました。

今回の勉強会で、きちんとした手順でお茶を淹れることにより格段に味と香りが豊かになることを学びました。
ティーバッグで簡単に飲むのもいいですが、茶器を温めたり時間をきっちり計ったりとひと手間かけるだけで、ご自宅でもおいしいお茶が飲めます。
献上加賀棒茶は上品な香りと味なのでおもてなしのお茶としてもおすすめです。
ほっと一息つきたいときにも。
体も心も温まりますよ。

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