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東京店限定のBAG FROM LIFE STOCKができました!

2017年1月27日 公開

『FROM LIFESTOCK』とは、生地産地の個性とモノづくりを伝えるプロジェクト。
2017年より東京店では、数量限定でD&DEPARTMENT TOKYOオリジナルのBAG FROM LIFESTOCKの販売をスタートしました。

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デッドストックではなく、ライフストック。つまり生きた在庫である生地(見本として試し織りされた生地等)を身近なアイテムに活用することで、日本の繊維の技術力の素晴らしさを伝えたい!という思いから始まりました。
東京で生まれた生地を探すべく訪れたのは、東京は八王子になる田口織物工場。
1960年に創業し、主に洋服の生地を製造されている織物工場です。

田口さんが得意とするのは素材感を活かしながら大きな柄や複雑な柄を織ることができるジャガード織。選びきれない程の素敵な生地の中から厳選し、冬らしいぬくもりのある質感のトートバックに仕立て上がりました。

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八王子の工場見学に伺った際、生地選びだけではなく製造工程や織機についても色々なことを教えてもらうことができたので、今回皆様にもご紹介できたらなと思います。

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いろんなことに細かくお答え下さる田口さん。
ご案内頂いた工場内部は見たこともない機械ばかり。それだけでわくわくしてしまいます。

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こちらは経糸を作っている機械。

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何千本と並ぶ経糸(たていと)。美しい光景でした。なんとこれらは1本1本、手作業で織機に取り付けています。(吊り屋さん、という専門職の方がいらっしゃるそう。)途方もない作業です。織り上げたときの多様な柄は元々ネクタイ製造を主力としていた経緯があってこそ。ジャガード織の特徴です。

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機械の調子に合わせて、職人が作業加減を調整する際に書いたメモもありました。

最後に伺ったのは、生地生産において最も重要なジャガード織機について。なんと織機を上から見させて頂くこともでき…本当に滅多にない機械でした。

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上から眺めてみると、ジャガード織機には欠かせない紋紙(もんがみ)がセットされていました。紋紙は緯糸(よこいと)の指示書になっていることがよくわかります。

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穴がないところには、針が通らないようになっているのです。

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紋紙を縫い合わせる機械。
紋紙はボール紙に穴をあけるだけの単純な仕組みですが、この紋紙を作るのにも専門の『型屋さん』がいるのだそう。しかしその型屋さんも少なくなる一方で。最後の一社が廃業となれば、ジャガード織機は動かせなくなってしまいます。そこで田口さんは、型紙機を自ら買ってしまったんだそうです。『自分で出来る範囲のことはやってみようと思って。』と織機の修理まで自ら行なっていました。

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田口さんの、クライアントからの要望に応える為、良いものを作り上げる為に、手間を惜しまない。その姿勢はとても格好良く、今回こういった形でみなさんにご紹介出来て、とてもうれしく思います。

また、同じシリーズから、少しながらクッションカバーもご用意出来ました。ベーシックなものから個性派のものまで。数に限りがありますが、こんな贅沢なアイテムは他にありません。ぜひお早めにご覧下さい。

D&DEPARTMENT TOKYO ショップスタッフ 杉村希咲