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『おかわりは世界を救う!』ごはんをおいしく食べるための勉強会を開催しました。前編

2016年10月29日 公開

10月16日に開催された、d SCHOOL『わかりやすい炊飯』

タイトルからもわかるように今回のテーマは、『ごはんの炊き方の基本を学ぶ』。意外と知っているようで知らない炊飯の仕組みから、それにまつわる道具の選び方、使い方を知り、実際にごはんを炊き、みんなで食べてみよう!という会でした。

講師としてお招きしたのは『ごはん同盟』のシライジュンイチさんとしらいのりこさんご夫婦。ごはん同盟とは、ごはんの、ごはん好きによる、ごはん好きのために活動をされているごはんユニットであり、掲げている理念は『おかわりは世界を救う』。とてもほほえましい掛けあいが印象的なおふたりです。

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そんなおふたりに、ジュンイチさんのご実家で採れた新米を使って、炊飯土鍋、無水鍋、ストウブ、フライパン、炊飯器、以上5つの道具でごはんを炊き比べていただきました。
なんと、同時にこれだけの道具を使って炊き比べを行うのは今回が初めてとのこと。一発勝負の炊き比べですから、おふたりも、私たちも、やや緊張しながら勉強会がスタートしました。

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実演に入る前に、まず『炊飯の仕組み・基本の炊き方』のお話からスタート。
『炊飯は、沸騰→蒸し煮→蒸らし、の3工程が基本です。』とジュンイチさん。炊飯とは、『水と熱を使い、お米を柔らかく消化できる状態にする』ための作業。生のお米はそのままでは食べられないし、おいしくない。そこでお米の主成分であるでんぷんを柔らかくするために、約20分の加熱が必要となってくるのだそうです。

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この3工程を守れば、だいたいおいしくごはんが炊けます!とのこと。なんだか思ったよりもシンプル、そして時間がかからないのだなぁという声がちらほらと聞こえました。炊飯の基本がわかったところで、さあいよいよ点火!うまく炊けますように…

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炊き上がりを待つあいだ、基本の3工程について詳しくお話いただきました。
まず火にかけてから沸騰までの10分間は『お米に水を吸わせる時間』。お米の芯まで十分に水分を行き渡らせていきます。『ご家庭の鍋で、10分で沸騰する火加減をみつけることがポイント!』とのりこさん。最初は加減が難しいけれど、自分の好みを見つけながら楽しんでみてほしいとおっしゃっていました。

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次に、蒸し煮の15分間は『お米の甘みを引き出す時間』。重要なのは、鍋が沸騰したら高温状態をキープするということ。温度を一定に保つことででんぷんが変化するためです。お米が炊けてくると、鍋から聞こえてくる『ぷくぷく』というおとから『パチパチ』という弾けるようなおとに変わってくるんだそう。これが火を止める合図です!

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(耳を傾けるジュンイチさん。もうちょっとかな〜と加減をみています。)

『音が変わったら強火にして10秒〜20秒ほど火にかけると、おいしいおこげができますよ!』とのりこさん。おこげがこのタイミングでできているとは知りませんでしたし、おこげって意図的に作れるんだ!と嬉しくなってしまいました。

最後の工程である蒸らしの10分間は『お米の粘りを出す時間』。硬めのごはんが好きな方は短めにするとよいそうです。びっくりしたのは炊飯器のお話。炊き上がり=蒸らしまで全て完了した時間なんだそうです!いつも自宅でごはんを炊く際、炊き上がりのアラームが鳴っても、『蒸らしの時間があるから…』と、おなかをすかせ我慢していたことが悔やまれます。。

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点火から20分ほどたち、会場内にふんわりとごはんのおいしい香りが漂い始めたころ、続いて道具別の特徴についてお話がありました。私自身、ずっと無水鍋かかまどさんが欲しいと思っていて、でもどちらがよいのか悩みに悩んで炊飯器を使っていたところだったので興味津々。

・無水鍋→密閉性が高い鍋であり、炊飯に必要な高温状態をキープできることから、ごはんの甘みと粘りをしっかり引き立たせられるのが無水鍋!アルミという材質上、熱伝導率がよいため火加減の調節が炊き上がりに影響しやすいものの、自分好みの炊き方を楽しみたい方におすすめとのこと。

・かまどさん→蓄熱性が高く、蒸らしの時間にじっくりと火が通るので、ふっくらやわらかい炊き上がりになるんだそう。『よくできた道具だな〜と使うたびに思います。火加減の調節が要らないので女性に人気ですよ。』とのりこさん。

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・ストウブ→蓄熱性が高くお手入れが簡単!火加減と水加減の組み合わせでおこげなどが作りやすい。自分の好みを追求したい方におすすめだそうです。ストウブはすでに持っている方も多いと思うので、チャレンジしやすそうですね。

・フライパン→フライパンは沸騰しやすいので火加減は弱火で炊くのがコツ。粒が立ったしっかりめのごはんが好みの方には人気なんだそうです。フライパンでごはんを炊く、と聞いた時点でびっくりでしたが、蓋さえあればごはんが炊けるとのこと。
ジュンイチさん曰く『美味しく炊けるかはまた別の話ですが…』だそうです。笑

私はこれまでのお話を聞いて、ふっくらしたごはんが好きだし、見た目も可愛いし、やっぱりかまどさんかなあ…なんて考えていました。でもまだここで決めるには時期尚早。

次回はいよいよ炊き上がり、食べ比べ、ごはんの美味しさを決める要素についてのお話をレポートします。おたのしみに!

D&DEPARTMENT TOKYO ショップスタッフ 杉村希咲