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わかりやすい日本のうた in TOYAMA – 夏の会 – を終えて

2016年8月21日 公開

8月7日、富山店で2回目の「わかりやすい日本のうた」を開催しました。

講師の井澤章典さんの歌声に聞き入る夕べ。
お酒やおにぎりなど好みのものをつまみながら、お子様にも楽しんでいただけるプログラムです。

選曲は会ごとに、開催する土地ごとに変更しています。

なぜ、富山店で「わかりやすい日本のうた」を開催するかというと、
私が考えるd SCHOOLについてお話ししなければなりません。

d SCHOOLは、何かを学ぶ・見る・聞く・体験することを通して、
その土地らしいことや職人技の凄さ、文化やデザインへの意識を高めることを目的として
企画・開催したいと思っています。
単なるワークショップにしたくないと思っています。

それが伝わりづらいことも、私たちの告知などが未熟でお伝えできていないこともありますが、一つ一つがそういう意識を持って、担当スタッフが一生懸命準備して開催します。

その中で、「わかりやすい日本のうた」の講師井澤さんは、
10年以上に渡って私たちの活動を見てきた上で、この会を開催する意味を共有できる
本当に頼もしい人です。
(念のため書きますが、他の方がそうでないと言いたいわけではありません。)

会は歌で始まり、曲について、歌詞についてお話いただきます。
普段使わなくなった、日本語の美しい表現やその時代背景を聞いて
曲を理解して楽しむことができます。

夏の会の中で、特に印象に残ったお話がありました。
ラトビアという国について。

東ヨーロッパに位置するラトビアは、ポーランドやロシアなどに囲まれ
様々な領土争いに巻き込まれた国です。
スウェーデンやロシアに占領され、言葉や文化を奪われました。
独自の言語・ラトビア語を持っていたラトビア人ですが、ラトビア語を使うことは
禁じられ、使うと罰せられる時代が続きました。

その中で、ラトビア語の歌を歌うことだけは許されていたので
ラトビア人は脈々と歌を歌い続け、それによって守られた文化がある。
占領からの独立の際は、すぐにラトビア語を取り戻したというお話でした。

また、日本は占領の不安がなく、必死に文化を守らなければとはなりにくいが、
美しい日本語・日本の文化が消えないために
今子どものいるお父さん、お母さんは下手でもいいから歌を歌って聞かせてあげてほしい。
とおっしゃっていました。

このお話を聞いて、あぁ本当にそうだなと。
古典で習うだけでは文化は守られないと思いました。
なんだか感動してしまって4分以上ある動画を撮ったので、ご希望の方は店頭で私にお声掛け下さい。笑

歌はもちろん素敵なんですが、こんな風に文化のことを教えてくれる会は、他にありますか?
正直、よく3,500円は高いという声を聞きますが、全く高くないと思っています。
幼稚園や小学生でお母さん、お父さんとこんな歌やお話に触れて
育っていく子どもたちはすごくいい子に育つだろうなと、今から楽しみです。

さて、秋の会は10月23日(日)の開催です!!

Facebookやtwitter、WEB、店頭にて詳細をご案内します。
選曲が違うのでリピーターも歓迎です。

明日は、福岡の夏の会。お時間ある方はぜひ!詳細はこちら

皆様のご参加、心よりお待ちしております。

D&DEPARTMENT TOYAMA 石井 唯