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張り子の虎 -柏原 峯商店が作る-

2016年4月30日 公開

大阪の伝統工芸士に認定されている、大阪府柏原市に工房を構える峯商店。張り子は「和紙を木地に貼る」「木地を抜く」「絵付け」の大きく言うと、3工程に分かれます。狭い工房でもあるので、各工程、分業によるもの作りがなされています。現在4代目の峯嘉伸さんの工房は同業の廃業が続く中で今でもしっかり続いています。後継者もいる。どこにでもある伝統工芸の後継者問題は今のところどこふく風。先代の素早く確かな仕事を小さい時から見ていた嘉伸さんの仕事も同じように確かだからこそ、しっかり続いているのだと工房を訪ねて感じました。

そもそも張り子といえば郷土玩具として小さい子供たちのおもちゃでしたが、現在ではこのような張り子で遊ぶ子供たちはほとんどいないのではないでしょうか。しかし、店に置いていると子供たちの興味の対象になっているのをよく見かけます。現在では遊ぶ対象ではなくても、家にあると心が落ち着く、楽しくなる、そのような存在なのかなぁ。張り子のような親しみのあるものだからこそ、そのものの背景を知ることで、郷土を知ることにも繋がりますね。

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「なぜモチーフが虎なのか?」の謂れは遡ること江戸時代の話になります。1822年と1858年の2回にわたって、大阪でコレラが大流行しました。大阪道修町 (どしょうまち) の薬種問屋が、漢方薬の虎頭骨等を配合した「虎頭殺気雄黄円」という薬を作ったところ大変効き目があり、この後道修町の守護神である少彦名神社の参拝者に、厄除けとして張り子の虎を配ることになったことがきっかけと言われています。ですから、関西で張り子の虎モチーフは厄除けとして有名で、長く続いているものなのです。

しかし愛嬌ある顔立ちの峯さんの虎。厄除けという言葉とは裏腹に可愛らしい。
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1号からスタートし、号数が増えるごとにサイズも大きくなります。そして顔立ちもどんどんリアルさを増す。。汗。

府外の方への大阪土産として、差し上げるには一番小さい1号は体長7cmで可愛らしくもってこいなサイズ。顔立ちも可愛らしく、卓上での存在感も出てくる2号は体長10cm。以前リアルさが出てきていた3号はヒゲが立体的だったデザインから絵にかわり、リニューアルされています。体長15cm。

d大阪ではこの3種類ご用意しています。

 

d OSAKA SHOP MANAGER 野口 学