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作り手との距離感

2016年3月28日 公開

今年で開催2年目となる、『多鹿治夫鋏製作所とTAjiKA』。

詳細はこちらから→http://www.d-department.com/jp/archives/shops/29107

明日の29日が最終日となりますが、四代目の大輔さんは会期中に3度も在店いただき、うち2回は代表作キッチン鋏を使用して一緒に豚汁も作りました。そして本会期中に「この感覚って良いな」と思えた瞬間がありました。それは大阪〜兵庫間という近しい距離の作り手と一緒に何かやれたことでした。工業製品や手仕事のものと、現在dではロングライフデザインという名の下で取り扱っている商品が多々あります。こと手仕事のものに関しては、ものが作られるまでの準備期間から出来上がるまでの時間も考えると、最低半年前にはこちらの意向を伝えていなければなりません。そのかかった時間に見合うクオリティと価格帯のバランスを考えても、工業製品に比べると確実に単価は高い。良い鋏は買った後の自身によるアフターケアは当然として、使っていて生じた不具合に対する作り手側のフォローがより大事になってきます。そこで思ったのが、修理に出して仕上がるまでの時間。レスポンスが早いことで喜ぶのはお客さんだということでした。大輔さんはものを作る上で、もちろん自分と向き合う時間を大事にしているけれども、同じくらい外に対しても興味を持っているからこそ、3度も在店してくれたし、dとの信頼関係があった上で、さらに大阪〜兵庫間の近しい距離感が足を向かせたとも思えたのでした。

互いの信頼関係と、互いの居る土地の距離感。

地道で良いから通い合える関係。

仕事抜きに家族同士でお付き合いできるところまでが私の理想です。

 

d OSAKA SHOP MANAGER 野口 学