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d SCHOOL「わかりやすい成形合板の家具」レポート

2016年1月27日 公開

現在、静岡店にて開催している展覧会「座卓からうまれたテーブル」。 この展覧会はD&DEPARTMENTが天童木工と、ロングライフデザインをテーマに開催しているものです。 連動企画として、先日d SCHOOL「わかりやすい成形合板の家具」を開催しました。 講師としてご協力頂いたのが、天童木工の加藤朋哉さん。

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まずは、天童木工の歴史からお話しいただきました。 1940年に木工業が盛んであった山形県天童市にて創業した天童木工。大工、建具や指物(さしもの)の職人が集まり始まりました。 時代の流れの中で、軍需品の製作が主でしたが、戦後からは生活の中で使う家具、戸棚や飯台などの製造、販売を開始しています。 成形合板という技術に早くから着目し、機会を導入。実用化させました。 成形合板とは、製材し、乾燥させた木材を薄くスライスした、この単板を重ね合わせてできています。

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無垢材では出せない美しい曲線、大変丈夫で軽いのが特徴です。また塗装と研磨を繰り返し、上質な手触りにもこだわり仕上げられています。 そして、天童木工の家具のもう一つの大きな特徴は、多くの外部のデザイナーや建築家たちと共作を行い、いつの時代も色褪せないデザインをかたちにしてきたことです。その椅子やソファに合わせるテーブルとして、多くのデザイナーが新たにテーブルをデザインすることなく、ある天童木工のテーブルと合わせることを望みました。それが、 今回の展覧会でスポットライトを浴びている「座卓からうまれたテーブル」です。

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旅館で使われていた座卓のデザインをよりシンプルにし、天板にすっとまっすぐな脚がついているだけの構造です。床に座って使う高さからダイニングチェアと併せて使う高さまでが考えられており、天板のサイズ展開も豊富です。 テーブルの天板には、「スリップマッチ」と言われる美しい木目が平行に入っています。

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天童木工にはこの木目を配置する職人さんがいて、1台1台、選定されて出来上がっています。 木部にはウレタン塗装が施され、木目は活かしながら、そのコーティングにより耐水性、耐摩耗性に優れています。サイズ展開だけでなく、幅広い生活にマッチし、長く使うことができる丁寧なデザインを感じました。

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終始和やかな、質問が飛び交う会となり、その質問をすべてしっかりキャッチ、打ち返していた加藤さん。天童木工、そして天童木工だからこそ作り出せる家具の魅力を教えてもらえました。 この展覧会の開催期間のみ11種類のテーブルを実際に見て、使い心地を確かめて頂けます。

天童木工のロングライフデザイン②「座卓からうまれたテーブル」は2月7日(日)までの開催です。皆様のご来店をお待ちしています。

D&DEPARTMENT SHIZUOKA by TAITA 加瀬 かおり