D&Department

D&DEPARTMENT ネットショップへ

osaka-main151221nvm

NIPPON VISION MARKET

翁再生硝子工房のコップ

主催:D&DEPARTMENT OSAKA

協力:翁再生硝子工房

お問い合わせ:大阪店(06-4391-2090)

事前申し込み不要

大阪府交野市に工房を構える、翁再生硝子工房。

国道から逸れ、山の斜面を開拓して作られた住宅街を車で登ると小さな川が流れる森の一角にでます。一瞬けものみちかと思わせる一方通行の細い小道の先に、森岡英世さんと菅深雪さんの工房兼住居があります。

再生硝子のオリジンは無論、沖縄であり、駐留米軍人需要のガラス製品でした。米軍人が持ち込んだ様々な飲料の廃瓶をそのまま活かしたもの作りです。森岡さんは沖縄で修行した訳ではありませんが、ガラスの町としても知られる富山の、富山市民学園富山ガラス造形研究所を卒業後、門真のリサイクルプラザのガラス工房スタッフとして働きながら、そこで再生ガラスと出会います。

手吹きの手法にてつくられる翁再生硝子工房のガラス作品は、再生ガラス特有のポッテリとした厚み、気泡や歪みはもちろんあり、その辺りが素朴さと表現されるのであれば、素朴な佇まいなのですが、どこかスッキリとした無駄のなさを強く感じます。

osaka-1

スタッキンググラス『重なっちゃうコップ』

工房も小さく、一人での作業となるため、手仕事を生業とする方々と比べてももしかしたら作られる数量は少ないかもしれませんが、本企画ではもう作られていなかった、スタッキンググラスに着目しました。業務用の代名詞とも言えるスタッキンググラス。現場での用に耐え答え、同様のものを大量に必要とするコップ。何気なく当たり前にそこにあり続けていたかのような日常のコップですが、作り手のバイオリズムがそのまま如実にもの作りに反映される、手吹きによる手法ならではの個体差を楽しめるよう、この同じスタッキンググラスを会期までに100個作って頂きます。底面にはナンバリングも入れ、その順で展示します。作られたものから森岡さんがどんなバイオリズムだったのかを想像してもらえたら面白いかもしれません。

d SCHOOL『わかりやすい台所道具のお手入れ術』
-ガラス編・講師:日野明子 × 翁再生硝子工房 森岡英世-
2016年1月17日 (日) 14時〜15時30分

「道具の使い方がわかると、使うのが楽しくなる。」冒頭に日野さんが書いたまえがきにはこう書かれていた。店にいて感じる事は手入れをしながら使い続ける事への関心の高まりはまだまだごく一部の人たちの間だけだなぁと。d SCHOOLという勉強会はスタッフの関心事をお客さんと共に体験していく為にあります。この本とd SCHOOLがきっかけとなって、手入れをしていく事が当然になっていく方々がもっと増えますように。そこには手入れをしていくような道具=買い替える必要が少ない道具で生活していく事への目覚めもありますようにという願いも込めて。