D&Department

D&DEPARTMENT ネットショップへ

iwate

浄法寺漆器 汁椀

2015年2月23日 公開

気負わずに毎日使うことで育つ、楽しみのある日本の器 漆器の扱いには気をつかう、そう思ってなかなか手が出せずにいたが、使い始めてみた。手にすると、不思議としっとりとした感触で、柔らかい口当たりも使って初めて気がついた。重ねると高台と縁が触れて収まりがよく、ぐらつかないのもしまいやすい。浄法寺は漆の産地だが、いま日本で使われる漆の98%以上は外国産、国産の2%弱のうちの6割を浄法寺で生産し、国宝や重文の修復にも使われている。人工の塗料と違い、樹液を精製する漆は、空気中の水分と反応して硬化し、使い手の手に触れることで艶が増していく。朱塗りの上に黒い透漆が塗り重ねられた溜と呼ばれる色、使い始めはほとんど黒かったが、最近少し艶が出て朱の色が透けてきた。