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「柿之屋」秋吉智博さんのつくる柿

2017年11月27日 公開

9月の晴れた日、福岡県朝倉市旧杷木町で柿、葡萄を育てられている農家「柿之屋」さんを訪ねました。

収穫シーズンのお忙しい中、畑を案内してくださったのが柿之屋3代目の秋吉智博さんです。秋吉さんが育てる柿畑がこちら。
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広い山の斜面には柿の木がぎっしりと。
柿の実も気持ちよさそうに太陽の光を浴びていますね。
よく見てみると奥の方までオレンジの小さなつぶつぶが見えますか?
これ、全部、柿なんです。畑の広さとたくさんの柿の木に圧倒されました。

柿の生産で有名な福岡県、朝倉。
中でも柿之屋さんの柿畑のある志波(しわ)地区は日当たりが良く、
果樹の栽培に適した土地として知られています。

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曾おじいさんの植えた1本の柿の木からはじまった「柿之屋」さんの柿ですが、
今では約1000本の柿の木、500本の葡萄の木をご家族4人で育てられています。
写真は曾おじいさんの植えた樹齢100年以上の柿の木です。
今でも現役で柿の実を実らせていました。

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畑のある山の斜面は柿にとっては好条件。陰になることが少なく、日当たりが良好です。
山は寒暖の差が激しく柿の実をより甘く美味しくしてくれるのだそうです。
その傾斜や山の高さを写真から感じていただけるでしょうか?
普段から運動不足な私は一度登っただけでも息切れしてしまいました・・・
草を刈り、剪定をして、肥料を撒き、収穫をする。
その都度この山の畑を登り降りするのはとても大変なことです。
1本の木から取れる柿の実は約500個。
同じ木で育つ柿の実でも収穫期を迎える時期はバラバラで
収穫一つとっても何度も行き来しなければなりません。

秋吉さんは、安全で安心して食べられる美味しい柿を作りたいという想いから、
果樹では難しいとされている減農薬での柿作りを行っています。
化学肥料や化学合成農薬をできる限り使用せず、有機肥料で。
害虫や病気から柿の木を守るために、一年中畑から目が離せません。
その影響を受けることもあり、多くの量を作ることも難しく数にも限りができてしまいます。

なぜ大変な方法での柿作りを続けられる理由をお尋ねすると
「自分がつくっていて、大丈夫だと思うから。」笑顔で話される秋吉さん。
安心の為にかかる時間や手間をちっとも感じさせない
皮まで食べられる秋吉さんの柿作りを応援したいという気持ちがぐっと強くなりました。

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柿作りは1年に1度きり。
秋吉さんはこれまで17回の柿作りを経験されました。
これからの柿作りでやりたいことをお尋ねすると、
「どこまでこの景色を守れるかですね」と秋吉さん。
高齢化が進む柿農家さんの中で朝倉の柿が生い茂る山の風景をどこまで守れるのかが秋吉さんのこれからの目標です。

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福岡店ダイニングでは柿之屋さんの柿を販売しています!
料理家広沢京子さん考案の柿を使ったレシピ付きで、。柿の旬の季節12月下旬頃までの販売を予定しています。
今年は夏の豪雨による地域の被害もあった中、美味しい柿を届けてくださっています。
心に残る秋吉さんの柿。
口に含むとしゃくっとした食感の後に果汁があふれるみずみずしい柿です。
柿の味、甘さがしっかりと最後まで感じられます。
ぜひ一度食べてみてください!
秋吉さんの柿のファンになること間違いなしです。
ご来店お待ちしております。

 

D&DEPARTMENT FUKUOKA  ダイニング 海尾 幸