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群馬定食開発レポート①「群馬の食は、やはり小麦文化なのか」

2017年10月4日 公開

9:30、渋谷集合。いよいよ群馬定食の取材が始まった。
車中では群馬への想像がふくらむなか、定食取材初参加の私は、果たしてたくさんのごはんを食べきれるのだろうか(1日6食は食べると聞いており、これが今回の旅の中で1番不安だった)という不安を密かにかかえながら、雨の降る高速に乗って群馬を目指した。

1、「藤屋本店」のひも川うどんを食す

群馬の食に関して調べてみると、うどん、まんじゅう、おやきなど、小麦を使ったお料理が多く、群馬の食には“小麦”が欠かせなさそうだ、という仮説を立てていた。

そこでまず最初に向かったお店が、群馬県桐生市にある「藤屋本店」。
平日だというのにすごい行列。
私たちはお店の名物である、“ひも川うどん”と“カツ丼”を注文することに。
あまり聞き慣れない“ひも川うどん”は桐生の名物で、太さ4cm、長さはなんと50cmほどもあるうどん。厚みはなくペラペラしているが、ふつうのうどんを3本くらい一緒に食べているほどのボリューム感。つるっと食べられるものかと思いきやコシがしっかりとあり、かなりの食べ応えを感じる。

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次にカツ丼。群馬県内にはかつ丼屋が多いのだが、それには特徴がある。一般的に想像されるキャベツが乗ったかつ丼でもなければ、やわらかい玉ねぎとともに卵でとじているようなカツ丼でもないのだ。
厚すぎないお肉とさくっとした衣に、醤油ベースのさらっとしたタレがかかっている。うどんとは別腹で食べられてしまう軽さで、一同は口を揃えて「こりゃ美味いな」と、ぺろっと食べ終えた。
店員さんに、「群馬のカツ丼は、どこもこのスタイルですか?」と伺うと、「はい…(?)」と少し戸惑った様子で苦笑い。群馬の人たちにとっては、これが“ふつうのカツ丼”であるようだ。

(※私たちが注文したものは、ミニカツ丼。カツが3枚乗っているスタイルが、群馬の一般的なカツ丼。)
(藤屋本店 http://fujiya-honten.net)

2、2食目のお昼ごはん「ふる川」のひも川うどんを食す

さて、胃を休ませている暇などない。
次もひも川うどんを目指して、藤屋から車で15分ほどの「ふる川」へと向かった。
こちらもすごい行列だ。

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でてきたうどんは、藤屋のうどんよりもさらに大きく、15cm×20cmほどの大きさのひも川うどん。お皿に収まらず、折り畳まれた状態ででてきた。
もうこれは、うどんではない。(笑)
箸でつまむというよりも箸に引っ掛けて、すくうようにしてタレまで運ぶ。光沢があり、つるっとした口当たりで、お腹はいっぱいなはずなのに、するすると箸が進んでいった。
(ふる川 http://himokawa.jp)

2軒のひも川うどんを食べ終わったところで、疑問があがる。
ひも川うどんのルーツや、太さの理由は?果たしてこれは群馬らしい食材なのか?
そもそも、群馬に小麦が欠かせない所以は、どこにあるのだろうか…。

群馬定食開発レポート②「和食を引き立てる、群馬のクラフトビール」へ。