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静岡定食開発の旅 -1日目-

2017年6月2日 公開

d design travel 静岡号のため、さまざまな静岡の味をぎゅっと一つの定食にするべく旅に出たd47食堂の定食開発チーム。


由比のパーキングエリアで車を降りた時、海からの潮の香りに頭がシャキッとした。海ではしらす漁の船が網を引き上げ、振り返ると山の斜面には柑橘類がたわわに実った木々が。静岡らしい景色からスタートした1日目。

まずは浜松へ。食堂で以前からお世話になっているトリイソースさん。100年以上使い続ける木桶で熟成されるソース。

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地元の野菜を煮込み、自家醸造のお酢(昔ながらの静置発酵法で短くても2ヶ月はかかる)と原形のままの香辛料をじっくり煮込み1~2ヶ月かけてまろやかで少し甘めのソースが出来上がる。

ya22_img_1488( ※お酢のアルコール発酵中の写真)

こんなにも時間をかけて作られているのかと驚いた。浜松という土地は食の西日本と東日本の中間あたりらしく、トリイソースは関東人にとっては、少し甘めのソース。鳥居社長にお昼にうなぎを食べると伝えると、ここの鰻屋さんは関東、あっちのお店は関西の味付けだよ。味の中間地点だからね、という言葉が印象的だった。

→ 静岡店のトリイソース工場見学レポート(2014)はこちら
→ トリイソースの商品を見る(ネットショップ)
昼過ぎからは静岡で生まれた“深蒸し”のお茶を学びに牧ノ原へ。写真でしか見たことのなかった一面の茶畑は圧巻。

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今年は寒かった影響から茶葉の成長が遅く、可愛らしい新芽がポツポツと芽吹き始めた頃。

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お茶の製造過程はとても多い。しかし、茶葉を摘んでから荒茶に仕立てるまでは鮮度が勝負。冬の霜が影響したり、雨が降れば摘めなかったり。自然と共にあるお茶を急須で入れて、ゆっくり味わいたいと思った。

夜は東海道五十三次の20番目の宿場、丸子宿でとろろづくし。

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自然薯は山のものだが、海と山の近い静岡らしく、山のものと海のものがうまく融合していた。

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これが1つの静岡らしい食文化だなぁと感じた1日目だった。

(d47食堂 髙田 未央)


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改訂版 d design travel 静岡 2017年7月7日(金)発売!

毎号、d47食堂スタッフが現地取材し、「その土地らしい定食」を考えています。
主役は用宗港のしらすと桜えびの釜揚げの丼。おろしたての生わさびや黒はんぺん、わさび漬けなども登場する「静岡定食」は、d47食堂で6月13日(火)から8月7日(月)まで、ご賞味いただけます。(期間は変更する場合があります)


d design travel show と静岡を食べる会 ご予約受付中。

6月22日(木)19:00〜 @d47食堂
出版を記念して、静岡号取材の舞台裏を紹介するスライドトークと、静岡県の味を楽しむ交流会を開催します。静岡出身の方、静岡をもっと知りたい方、どなたでもご参加いただけますので、お気軽にご予約ください。


→ 2日目につづく