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鳴海屋「あられ」工場へ

2016年8月29日 公開

食堂メニューにある「だし茶漬け」。一緒にお付けしているのが「ぶぶあられ」です。そのまま食べるのはもちろんのこと、お出汁をそそいで、ちょっとふやけたぐらいの”あられ”も美味しい。あられってそもそもどうやって作られているのだろうか・・・。そんなことから鳴海屋の鳴海悠太さんにお願いし、工場を見せてもらうことに。
店内には色んな種類のおかきやあられがたくさん並べられていました!

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大正12年創業の鳴海屋。あられの原料米は全て国内産もち米を使用。お米本来の味を大切にしながら日々あられづくりが行なわれています。

蒸し→つき→冷却→裁断→乾燥→焼き上げ

という形で製造されるあられ。水に浸した”もち米”を昔ながらの製法である「せいろ蒸し」で蒸しあげ、杵でつく。そして、出来あがった餅を容器に入れ、冷却所へ。

IMG_2138編集済み(左:鳴海さん /右奥:せいろ)

きねここに蒸しあがったもち米を入れ、杵でついていきます。

一般的には小さいものが「あられ」、大きいものが「おかき」と呼び分けていくそうですが、冷却作業が終わった次の段階、”裁断”の際にどちらの形になるかが決まります。分類されたものは余分な水分をとばすため、乾燥場へと運ばれます。

IMG_2150編集済み上の写真は自然に乾燥させる昔ながらの方法。少量生産のものはこの方法で製造されているのだとか。上面乾いたら下面を乾かすというように、ひっくり返しながら乾燥させていくそうです。

乾燥一方こちらは現在、量産する際に使われている乾燥機械です。

この作業が終わると、次に焼き上げ、完成となります。

IMG_2157編集済み出来たて直後のおかきを食べさせてもらったのですが、本当に美味しかった。パリッパリッ!

その後、ぶぶあられの作業所へ。

IMG_2159編集済みここでは、一人の職人さんがストップウォッチを持ちながら焼き具合を調整されていました。その日によって天候や湿度が違うため何分焼くという決め事はしておらず、目で見て、味見て。と微妙な調整を加えながら作り上げていくそうです。

あられ

「もっと、あられを身近に感じてほしい。そして、”ぶぶあられ”という名前もまだ認知度が低いのでこれからもっと多くの方に知ってもらうにはどうすべきか考えているんです。また、あられの食べ方もそのまま食べるだけでなく、色々な食べ方があるということを提案していきたいな。また、日本だけでなく、海外の方にもあられの美味しさ、魅力を発信していきたいと思っています。」と鳴海さんは自身の夢、目標を最後に語ってくださった。

鳴海さんの熱い想いに触れたと同時に、私自身、再度あられの美味しさや良さに気づいた日となった。

 

 

 

 

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吉田茜衣