D&Department

D&DEPARTMENT ネットショップへ

2016_0528_001

5月 d MARKET 開催。

2016年5月28日 公開

15日に開催された5月の「d MARKET~東京産野菜の直売会」では葉物野菜がメインに並びました。その中でも現在ダイニングで季節のスープとして提供している春かぶ、都内では珍しい葉付き大根、今が旬の春キャベツなど素材の柔らかさ、みずみずしさを感じていただける野菜が多く並びました。

2016_0528_002

ダイニングでは毎月のd MARKET開催に合わせて、スタッフ数名で東京の農家さんへ見学に訪れています。その月に並ぶ野菜のつくり手さんや、畑でどのように育てられているのかなど農家さんに実際に会ってお話を伺います。5月は今もっとも旬となる梅をつくっている井口農園さんへ行ってきました。

2016_0528_003

こちらでは大玉の白加賀という品種やカリカリ梅でもお馴染みの小梅などさまざまな品種が所狭しと植えてありました。複数の品種を同時に育てなければ交配してくれないという梅の特徴に合わせた栽培方法です。

2016_0528_004

今回農園を案内してくださった原さんです。農園主の井口さんとともに、梅の木を育てています。ほかの果樹と同じように、東京の農家さんでも基本的にはミツバチによる自然交配を行っています。しかし2年ほど前からミツバチの勢いが弱くなってきているそうで、毎年春になると井口農園では人工受粉を行っているそうです。と、言ってもすべて手作業。毛ばたきで一つ一つ雄しべをなぞり、やさしくやさしく雌しべをなぞって花粉を運びます。ふわりふわりと虫たちが、花粉を運ぶようにできるだけ自然のかたちで梅が育つように促します。

2016_0528_005

自然のサイクルの中で起こる受粉をヒトの手でつくりだすことは、とても大変な作業です。ミツバチがいなくなると梅も育つことができません。毎回農家見学に行くと思うことは「人間も自然の一部なのだなぁ」ということ。当たり前のようでいて、忘れてしまっていること、もしくは無関心になってしまっていることです。気づかないところで変化し始めていることは、実はもっと身近にたくさんあるのではないかと感じました。ミツバチの減少を危惧した原さんの人工受粉は大成功、収穫高は年々増加傾向にあるといいます。

2016_0528_006

ダイニングでも井口農園で見学させていただいた梅を使って、今年も梅仕事を始めました。美味しい梅シロップになるようにじっくり時間をかけて寝かせます。完成をお楽しみに。

2016_0528_007

次回、6月のd MARKETは19日(日)開催予定。昨年大好評だった「焼きとうもろこしのポタージュスープ」も登場します。皆さまお誘い合わせの上、ご来店ください。


D&DEPARTMENT DINING TOKYO 水田由貴