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レストラン・モリ

  1. 福岡市街の、ほぼ全景を見渡せる眺望。 天神のビル街や太宰府の山々、百道浜のタワーも、玄界灘も見える。陽の傾きや、天候や四季折々の光景は、いつも違い、いつ訪れても絶景。
  2. 福岡市民に親しまれる「油山」にある。 登山の前後に訪れてもいい。自家用車以外のアクセスは、西鉄バス「油山団地口バス停」下車で、そこからタクシーで約10分。
  3. 九州産や地元産の新鮮食材を主とした本格フレンチ。 糸島産の色も味も濃い野菜をはじめ、福岡県の農産物の新鮮さ、魚介類の新鮮さに、改めて気づかされる。

油山の〝空にある森〟 ある日、大濠公園の高級フレンチ「花の木」が、老朽化で閉店したと知って(二〇一四年冬に同地に復活予定)、残念だと母に話すと、「油山のモリは行ったと?」と訊かれた。「昔からある、ちょっと特別な日に行くレストランといえば、ここ」と言うので、車で一緒に油山へ。市街地から約三〇分ほどの油山は、三角形の山らしい形で、小学校低学年の遠足コースの定番。福岡市民にとっては、とても身近な山だ。くねくねとした道を走った右手に、崖から突き出るように「レストラン・モリ」は建っていた。航空写真集の見開きよりも凄い、大パノラマ風景が広がり、窓際に座ると、玄界灘も、若杉山も三郡山も宝満山まで見える。八月一日大濠公園の花火大会も、よく見えるだろう。福岡市民なら、誰でも自分の家のある場所は、「あの辺」と指差せるだろう。雨も雷も雪も、福岡空港から離陸する飛行機も、ここから眺めれば、すべてショーのように見える。母によると、お見合い結婚がまだ多かった頃は、お見合いの後、「二人で油山にでも登ってきんしゃい。レストランも予約しとうけん」と言われるのが定番だったそう。これなら確かに、うまくいきそうだ。福岡市は、現在も人口が増え続けている大都市。約一五〇万人の暮らしの灯を、ここから見ていると、自分達が住む街が愛しくなる。これから、この街に住むという人には、ぜひ最初に訪れてほしい、福岡市を体感できるレストラン。ランチが手頃。(空閑理)