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nakajima

シアターキノ 中島 洋・中島 ひろみ

  1. 札幌が誇る市民出資のNPO型映画館を運営。映画を通して札幌の文化を牽引し続ける。

1992年、シアターキノは客席数29席の市民出資による映画館として産声を上げた。代表は中島洋さん、支配人は中島ひろみさん。6年後には現在の2館形式、総席数は163席となったが、作品を観てから上映作品を決める姿勢はオープン以来貫かれ、客席動員数が全ての巨大シネコンとは対照的な立ち位置にある。上映作品のセレクト基準は「自分たちの魂を揺さぶってくれる作品」。仕事である以上、二人にとって映画は生活の一部だが、その根底には「知らない自分を発見させてくれる」という敬意がある。二人の考えるキノの使命と役割は大きく二つ。一つは出資者への最大の還元ともなる、キノにとってのいい映画、根幹で激しく感動できる作品の上映を続けるということ。もう一つは「札幌で育ったからには、札幌を文化面で応援したい」という強い思い。キノは既に映画講座の開設や、NPO法人北海道コミュニティシネマを設立、映像をベースにした活動で札幌文化を支える役割を担っている。1950年代生まれの二人は大学入学を機に札幌に転居、以来「自分たちでできることだけをやってきたし、自分たちが好きなことだけを仕事としてきた」。キノは、これからも中島洋さんと中島ひろみさんの「好きだから」という極めて純粋な気持ちで運営されていく。そんな二人の姿を知ってか知らずか「キノでかかる映画だから」という理由だけで狸小路6丁目まで足を運ぶ人は少なくない。作品以上に映画館が支持される、そんなシアターキノが札幌にあることを誇りに思う。(三浦正嗣)

  • 北海道札幌市中央区狸小路6丁目南3条 グランドビル2F シアターキノ
  • 011-231-9355
  • http://theaterkino.net