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映画「おだやかな革命」上映会&トークショー

主催:D&DEPARTMENT PROJECT、いでは堂

お申し込み方法:ウェブ/d47店頭/電話(03-6427-2301)

お申し込み前にご確認ください
*お席は受付から先着順、自由席となっております。
*会場となります「8/COURT」は映画上映専用施設ではありません。
会場周りの音が聞こえることがありますので予めご了承ください。
*「おだやかな革命」特別鑑賞券をお持ちの方は参加費が500円引きとなります。当日受付にてご提示ください。

定員になり次第締め切りとさせていただきます。

成長・拡大を求め続けてきた現代社会が見失った、これからの時代の「豊かさ」を静かに問いかける物語
映画「おだやかな革命」上映決定!

監督 渡辺智史&ナガオカケンメイのトークショー

d47 MUSEUMにて昨年開催した「NIPPONの47人 2017 これからの暮らしかた −Off-Grid Life−」展に関連し、出展者である佐藤彌右衛門さん(会津電力)、井筒耕平さん(あわくら温泉 元湯)などが出演する、映画「おだやかな革命」の上映会&トークショーを開催します。

自然と向き合い、人と向き合い、地域と向き合いながら、これからの暮らしを自らの手で作り、本当の豊かさを取り戻していく地域の姿を追ったのは、前作「よみがえりのレシピ」で、伝統野菜のタネをめぐる物語を描いた渡辺智史監督。「暮らしの選択」、その先にある、「幸せな社会」に向けての取り組みが各地で始まっています。

 


 

 

原発事故後に福島県の酒蔵の当主が立ち上げた会津電力。放射能汚染によって居住制限区域となった飯館村で畜産農家が立ち上げた飯館電力。岐阜県郡上市の石徹白、集落の存続のために100世帯全戸が出資をした小水力事業。さらに、首都圏の消費者と地方の農家、食品加工業者が連携して進めている秋田県のにかほ市の市民風車。自主自立を目指し、森林資源を生かしたビジネスを立ち上げる岡山県西粟倉村の取り組み。都市生活者、地方への移住者、被災者、それぞれの「暮らしの選択」の先には、お金やモノだけでない、生きがい、喜びに満ちた暮らしの風景が広がっていた。
成長・拡大を求め続けてきた現代社会が見失った、これからの時代の「豊かさ」を静かに問いかける物語。


おだやかな革命

ナレーション:鶴田真由
企画・製作・監督・編集:渡辺智史
撮影:佐藤広一
音楽:鈴木治行
演奏:瀬川裕美子
MA:中野坂上スタジオ
アドザイザー:高橋真樹
製作会社:有限責任事業組合いでは堂
キャスト:佐藤彌右衛門、小林稔、平野彰秀、平野馨生里、井筒耕平、牧大介、辻信一、枝廣淳子、広井良典 


プログラム 18:30 開場/19:00 開演・ご挨拶/19:05 「おだやかな革命」上映開始(100分)/20: 45トークショー・質疑応答/21:30 終演

トークショー出演者 監督 渡辺智史、ナガオカケンメイ


ナガオカケンメイから開催に向けて

私たち、特に40代以上の人たちは「成功」「発展」「収益」などについて、都市型で、大量生産で、右肩上がりで、有名な、みたいなことを基本意識で、デザインやファッション、建築などを捉えて、おそらく疑ってきませんでした。今の若い人々の、田舎に暮らし、身の丈の幸せに向き合うスタイルは、やや流行のように見えますが、しっかりとした時代の順序を踏んだ、しかるべき結果としてのこと。それは、貨幣経済の崩壊がじわりじわりと進む中で、都市に食料やエネルギーを送り、経済発展を作り出すことが行き詰まってき始めたことで、緩やかな営みに注目が集まり始める。つまり、エネルギーも食料も田舎で自給自足できるのなら、そして、儲けなくても、意味のない成功や量産をしなくても良いことで、自然体の豊かさが得られる。そうしたことの継承の方が、未来の子供達にとってもいいのでは…。都市でコンサルタントをしていた夫婦が、田舎に通っているうちに、水の豊かさに着眼し水力発電所を村民と作る。農家だった人か原発の影響からソーラー発電所を立ち上げる。そんな緩やかで、おだやかな革命のドキュメンタリーです。

今、僕はデザイナーとして、「デザイン」の本質が変わりつつあることを感じていました。それは、これまで「デザイン」とは、高度経済成長やマスに向けたもので、そこにデザイナーが著名性でものを売る。通販が売捌き、価格がバランスを失い、コピー商品が出回るなどの、「大量に作り、収益を上げる」ためのこととして多くが存在しているとしたら、これから、かなり意識の根底が違う「デザイン」が現れてもおかしくなく、すでに、そうしたものが登場し始めている。つまり、量産の必要のないデザイン、儲ける前提がないデザイン。そういうものが、本当の「デザイン」と言われてくるのでは、と、考えていた時、この映画に出会いました。そういう観点からも、ぜひ、多くの「モノを作り出すことに関係している人」に、特に観ていただきたいと思いました。

当日は、渡辺智史監督をお迎えして、今、この映画を作らなければならなかった経緯など、これからの「豊かさ」について、多くの先駆者への取材、記録を通じて見えてきたことを、いろいろと聞いてみたいと思います。

この映画、観るととても気持ちがすっきりします。そして、今、自分が「経済優先」の上に立って働かされているという感覚が少し芽生え、未来を考えるきっかけになると、自分も体験して思います。
この機会に、ぜひ、みんなで観て、聞いて、考えてみましょう。

ナガオカケンメイ


 

よくあるご質問に関して

Q1 子どもは参加できますか?何歳から参加費がかかりますか?
A1 お子様もご参加いただけます。小学生以下の方は参加費無料ですが、お子様分のお席の確保が必要な場合は、受付時にお知らせください。また、乳幼児の参加も可能ですが、途中退出しやすい通路側の席などをご案内させていただく場合がございます。

Q2 上映中の飲食は可能ですか?
A2 今回の上映会では開場時に ワンドリンク(アルコール、ソフトドリンク)をお選びいただきます。それ以外にもお持ち込みいただいた物は上映中も飲食可能ですが、飲食中の音や匂いなど周りの方にご配慮いただきますようお願いいたします。*会場での飲食物の販売はございません

Q3 上映時間に遅刻した場合、途中入場は可能ですか?
A3 本編上映中は他のお客様のご迷惑になりますので、開演時間までにお越しください。どうしても遅れてしまう場合、入場のタイミングやお席をスタッフより指定させていただきます。予めご了承ください。

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プロフィール:渡辺智史

山形県鶴岡市生まれ。東北芸術工科大学環境デザイン学科卒業。卒業後上京、ドキュメンタリー映像制作に従事する。2012年にドキュメンタリー映画『よみがえりのレシピ 』を公開。同映画は香港国際映画祭、ハワイ国際映画祭に招待される。教育映像「在来作物で味覚のレッスン」が第9回キッズデザイン賞の「未来を担う消費者デザイン部門」で優秀賞。地域課題に真摯に向き合う、ソーシャルデザインとしての映像制作を探求している。有限責任事業組合いでは堂、共同代表。

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プロフィール:ナガオカケンメイ

デザイン活動家・京都造形芸術大学教授・武蔵野美術大学客員教授
すでに世の中に生まれたロングライフデザインから、これからのデザインの在り方を探る活動のベースとして、47の都道府県にデザインの道の駅「D&DEPARTMENT」を作り、地域と対話し、「らしさ」の整理、提案、運用をおこなっている。'09年より旅行文化誌『d design travel』を刊行。'12年より東京渋谷ヒカリエ8/にて47都道府県の「らしさ」を常設展示する、日本初の地域デザインミュージアム「d47 MUSEUM」を発案、運営。'13年毎日デザイン賞受賞。
www.nagaokakenmei.com