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井澤章典さんに聞く、10の質問

2017年1月6日 公開

D&DEPARTMENT大阪で開催している「わかりやすい日本のうた」。昨年より静岡店でも巡回しています。
まだまだ認知度が少ない会ですが、静岡店では過去2回開催。リピーターの方も多く、毎回参加者の満足度の高い勉強会です。D&DEPARTMENTではめずらしい「音楽」のカテゴリーを取り上げている唯一のd SCHOOL。
この会は、各地域で開催されているクラシックの音楽会や、コンサートともすこし異なります。童謡や唱歌といった、日本で昔から歌われてきたうたを、大阪在住のテナー歌手・井澤章典さんのあたたかなうた、そしてピアノの伊原敏行さんの美しい音色とともに、存分に味わいながらも、井澤さんが丁寧に曲ひとつひとつ、歌詞の意味や、作曲者のこと、クラシックの専門的なお話も交えながら教えて下さいます。聴いて、ときにはうたって、学びながら楽しむ、約2時間!とても濃いうたの時間です。

井澤さんとの出会いがあり、静岡でも開催していただけることになったのですが、井澤さんのあたたかな歌はもちろん、その人柄もとても魅力。気さくで、明るくて、お話も面白い。自分が子供だったら、最初のクラシック音楽に触れる機会が井澤さんのうただったら、もっと音楽がすきになっていただろうな〜と感じます。
開催時間は夜19時半からですが、子育て中の同世代のお母さん、お父さんにはぜひ聴いてもらいたいなと。もちろん、お子様のご参加も大歓迎です。

こちらが講師の井澤章典さん。
クラシックの歌手は大きい人が多い、とよくいわれますが、井澤さんは横も縦も大きい!
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shiuzoka_170106_03たまに大坂に仕事や旅行で行ったときなど、必ず出迎えてくれる井澤さん。目立つので待ち合わせはすごく楽です(笑)

「井澤章典さんって、一体どういう方なの?」と店頭できかれることも多く、もっとみなさまにも身近に感じて頂けるよう、この機会にご紹介していきます。

題して、井澤章典さんに聴く、10の質問!
まずは、井澤さんのことについて、質問してみました。

— Q1:井澤さんってどんな人ですか?

井澤:世の中にある物事に面白くないものなんてない」がモットー。知的好奇心が原動力な人。車、バイク、カメラ、コーヒー、カレー、バスケ、ダーツ、インテリア、雑貨などが趣味。もっとある気がするけど。

— Q2:井澤さんとD&DEPARTMENTのかかわりは?

井澤:ただの(D&DEPARTMENT)ファンで常連です。

— Q3:普段はどんな活動をされていますか?

井澤:ソロの仕事は日本のうたが中心。リクエストがあるとイタリアやフランス、ドイツ、イギリス、ラトビアなどの歌も歌います。あとは神戸市混声合唱団で歌ってます。全員がプロの声楽家とプロのピアニストの団体で、合唱の面白さを伝えられる団体です。
shiuzoka_170106_04(↑写真:神戸市混声合唱団で歌っている様子。)
そして数ヶ月前からイタリアンで給仕しながら歌うという仕事も始めました。オーナーが知り合いで、そんな店をやりたいという申し出があり、始めてみました。学生時代から飲食のバイトもしてたので、お客さんとの距離も普段より近く、楽しいです。
shiuzoka_170106_05(↑写真:こちらはそのイタリアンレストランで、まかないのカレーを作っているところ。何でもやってしまうのが井澤さん。笑)

次に、d SCHOOL「わかりやすい日本のうた」について、
— Q4:この会はコンサートではなく、d SCHOOL、あくまで勉強会ですが、会ではどんなことを学べるのでしょうか?

井澤:勉強会というには、娯楽の向きが強いイベントだと思いますが(笑)日本のうたは素晴らしいということです。うたの素晴らしさは、他の音楽に比べてはっきりしています。言葉があること。そして日本には素晴らしい風景や季節感がある。
うたにはそれが表現されていて、今の無機質にも思える時間の過ごし方とは違う、何かゆったりとした濃密なものを感じます。それらを歌い継いでいくことは文化を継承していくことにつながります。
言葉の持つ力と、それをより深く描写させる音楽との融合の理解を深められます。
shizuoka_170106_08(↑写真:以前静岡店で開催したときの様子。笑いあり、涙あり、の楽しい会!)

— Q5:「わかりやすい日本のうた」の観どころ、聞きどころは?

井澤:小さな頃に聴いた童謡や唱歌を大人になってから聴くと、また違うものに感じるはずです。そして大人がその魅力を知ることにより、子供たちに歌い継いでいけるんです。
日本のうたは日本の人が歌わないと廃れます。その気付きが一番大切。子供たちにスマホを渡して触らせてたら楽かもしれませんが、本当にそれでいいんでしょうか。僕たちはもっと大人に相手をしてもらってたなぁと感じています。子供たちに歌を歌ってあげてほしいです。

— Q6:大阪と、巡回している京都、富山、福岡、そして静岡の人の反応は、やってみてどうですか?なにか違いはありますか?

井澤:全ての都市で特徴はあります。大阪はやっぱり大阪ですから、おかしいです。(笑)リアクションもわかりやすいし、投げかけに対しても応えてくれます。応えすぎるぐらいに。
その他の都市はもう少し大人しいので、リアクションが薄く、不安になることも多かったです。でも終わってから抱きついて来てくれる静岡の人にはホッとさせられました。(※静岡店での開催は次回で3回目となります)
どの都市も最後のアンケートに書いてある内容を読むと、とても熱いものがあり、毎回やってよかったと思わせてもらっています。でも、リアクションをもっととってもらえるようにしないとなぁと考えてます。受動で得られる量と、能動で得られる量は必ず違いますから。今回もしっかり前向きに楽しんでもらえるように頑張ります。

shizuoka_170106_13(↑写真:定期的に開催しているd大阪店での様子。いつも会場満席のあたたかい、井澤さんのホーム。)
shizuoka_170106_15(↑写真:こちらはd富山店にて。お子様連れの参加も多い。)
shizuoka_170106_14(↑写真:d京都店にて。時にはギターを使って歌うこともあります。今度の静岡は、ギター演奏があるかなあ??どうでしょう?)
shizuoka_170106_16(↑写真:こちらはd福岡店。参加者の雰囲気も和やかで、勉強熱心な方が多いそうです。)

— Q7:この会を通して、井澤さん自身になにか変化はありましたか?

井澤:やるべきこと、伝えるべきことがはっきり見えて来ました。そしてクラシックへのこだわりは薄れてきました。(笑)クラシックでなくても、伝えられることはあるなと。

日本のうたについて、
— Q8:井澤さんが伝えていきたい、日本のうたの魅力を教えて下さい。

井澤:今現在、活動を続けている作曲家の紹介がしたいです。クラシックは生きている作曲家もいるんだよと。古いものばかりやってるイメージがあるのを払拭したいし、今の作曲家は今やらないと次の世代に残りませんから。
日本のうたの一番の魅力は、日本語が操れる人間にとって、まず、聴いてすぐに理解できることです。そしてその言葉が伝える風景や情景もすぐ想像できること。「あなたは私の太陽だ!」と言われてもいまいちピンと来ないでしょ?感覚が違うからだと思います。日本人には日本人のうたがしっくりきやすい。

— Q9:小さい頃うたった歌、そして知らない歌もありますが、聞き手のわたしたちは、日本のうたに、どう向き合っていけばいいでしょう?

井澤:その魅力をどの国の人よりも感じやすいというアドバンテージを活かせば、どの国の曲を聴くより楽しめるはずです。どの国のうたも素晴らしいです。自分の国のうたは深く入りやすいというだけです。なので、ただ向き合ってくれたらそれでいいです。難しいことをするのではなく、ただ向き合って、その魅力に気づいてもらえたらそれで十分です。

— Q10:最後に一言、お願いします。

井澤:真面目に聞かれたから真面目に答えましたが、いつも通りほぼ雑談なMCでお送りしますので、楽しみに来てくださいねー。

井澤さん、ありがとうございました!(拍手)

ということで、D&DEPARTMENT静岡での開催は今月末です!井澤さん、伊原さんとともに、スタッフもこの会を楽しみに、みなさまをお迎えします。
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d SCHOOL「わかりやすい日本のうた in shizuoka 冬の会
開催日:2017年1月31日(火)
時 間:19:30〜22:00頃(19:00開場)
参加費:3,600円(ドリンク、軽食付き)
ご予約:店頭、または静岡店(054-238-6678)までお電話にて。

気になった方は、一度お電話ください。お店では井澤さんのCDも流しています。CD付きのチケットのご予約も承っています。
この会で、自分たちの住む日本の素晴らしさ、この会を通して感じていただけたらうれしいです。

たくさんの方のご来場お待ちしています。


D&DEPARTMENT SHIZUOKA by TAITA 添島円