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d大阪『わかりやすいうた』を終えて

2016年11月12日 公開

“楽しさの中に学びがある。大阪での井澤さんのうたの会は本人のキャラクターも、そして参加者のレスポンスもあって、ものすごく楽しい。終始。”

とfacebookでも書きましたが、今回も楽しい会で終えることができました。参加者の皆さま、ご協力いただき感謝感謝です。

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大阪では世界のうたと題して、今回はフランス、前回はドイツ、前々回はイタリアと国ごとで歌いかたの違いがあることに気づきがありました。ではその歌い方の違いはどこから来ているのかといったら、気候やらその国の歴史やらが重なって国民性にまで成った”コト”からきていて、歌の表現と相通じていた事。これは一つの学びで、改めて「歌を聴くことは文化だ!」とここで声を上げて言いたい。

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(井澤さんを支えるピアノの伊原敏行さん。譜めくりの川嶋さんもありがとうございます。)

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(今回のゲスト講師のソプラノ、大橋ジュンさん。素敵な歌に面白いトークが絶妙でした。)

そうか、昔から歌って伝える手段だもんな。素晴らしい作詞家、作曲家の詩や曲を愛でる、意味を考える、歴史を踏まえるのももちろんいいんだけれども、なんで伝わるんだろうと考えるのももしかしたらこのうたの会の学びのうちの一つかもしれない。

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(ここ4回くらい全部の回に参加してくれている、神戸大学合唱部”アポロン”の皆さんの合唱。これが続くことで合唱の面白さは無限に広がります。)

井澤章典という一人の声楽家は日々の生活を大事にしている。各文化に精通し、自身の住む土地の事もよく知っている。日本の歌はもちろんだが、オペラの本場はイタリア。ヨーロッパの歌を歌うのであれば、そこの文化を読み解き、「なぜこう歌うのか?」「なぜこのようなメロディーなのか?」とその土地ごとの癖や性格を把握しなければならない。井澤さんの歌を聴いた事がある方はおわかりだろうが、歌詞をしっかりと聴かせる歌を歌える稀な歌い手であることは明白。詩を紐解ける感度の高さは、自身の生活を当たり前に大事にしているからこその産物のように感じる。

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お陰さまで大阪でのこの会が毎度盛況なのは井澤さんが伝える意識の高い歌い手だからだ。歌い手としての井澤章典を知れば知るほど、歌詞に込められた思いがしっかりと伝わってくるなと感じるのです。

また、聴き手も詞を感受する能力を伸ばす。このうたの会をさらに楽しむための今後のキーワードかもしれません。

d OSAKA STORE MANAGER 野口 学