-出張リペアサービス-
金継ぎの受付
- 場 所:
- D&DEPARTMENT OSAKA 2F
- 日 時:
- 2016年09月25日(日)
- 参加費:
- お見積無料 ※修理のお申し込みをされる方は、内金として1,000円をお預かりします
【現在の空き時間】
①15:30〜16:00 →定員に達しました
②16:00〜16:30 →定員に達しました
③16:30〜17:00 →定員に達しました
定員に達しましたので受付を終了させていただきました。
”良いものを長く使う”ロングライフな生活
陶磁器が割れたり欠けたりした時、「捨てる」のではなく、「直して使い続ける」という選択肢があります。金継ぎとは、割れたのを無かったことにするのではなく、直した部分をさらに金や銀で装飾し、「景色」として楽しむ伝統的な修復方法です。割れたこともひとつの思い出、大切な器の新たな表情を味わいながら、これからもまた使い続けることができます。思い入れのある器が破損してしまい、今までどこに持って行って良いか分からなかった、という方もぜひこの機会にお持ち込みください。

「金継ぎ」って?
陶磁器や漆器などの割れたり欠けたりした部分を、漆に小麦粉やお米など自然な材料を混ぜたもので接着する、室町時代から続く修復方法です。漆は漆器などの塗料として知られていますが、文化財の修復や仏壇等の製作・修理にも使われる、自然の接着剤でもあります。漆で補修した部分は蒔絵の技術を使い、金や銀の粉で装飾して仕上げます。

仕上げの種類
仕上げの加飾は、金、銀、錫、銅合金、白檀塗りの5種類よりお選びいただけます。写真は金を蒔いたもの。受付時に見本をご覧いただけますので、当日ご選択ください。

修理代の目安
修理代は、割れや欠けの大きさ、加飾の種類によって異なります。
・5×5mmまでの小さな欠けを修復し金の加飾で仕上げた場合 4,700円
・真っ二つに割れたものを接着し銀の加飾で仕上げた場合 5,050円
といった目安(料金は全て税別)です。

ご予約制による受付
お1人ずつしっかりと時間を取ってご相談いただけるよう、ご予約制での受付を行います。30分ずつの枠をご用意しておりますので、ご都合の良い時間帯をお選びください。
※申し込みページ内に、ご希望の時間帯をご記入いただく欄がございます。当ページ上部の【現在の空き時間】より、いずれかの時間帯をお選びいただき、明記をお願いいたします。

漆工藝 修復師:安 さん
2005年 D&DEPARTMENT TOKYO に参加。Dの活動を通して、日本の美しいモノ、工藝を残し伝えていくことに対し、自分が出来ることを模索。退社後に渡米。漆工藝の海外の美術館における現状を目にし、文化財保存修復を再び志すことを決意。帰国後、東京藝術大学 美術研究科 文化財保存学専攻 保存修復工藝 漆工藝 修了。現在、漆工藝の修復、修理、金継の仕事に携わる。