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北山農園の「プチマルシェ」とdSCHOOL「北山農園を食べる会」

2016年8月19日 公開

先日開催しました北山農園のプチマルシェと日没からのdSCHOOL北山農園を食べる会、今回は猛暑の中沢山のお客様がご来店されました。

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今回の野菜の野菜のラインナップはキュウリ・ゴーヤ・白ゴーヤ・オクラ・伏見甘長とうがらし・黒ピーマン・白ピーマン・じゃがいも3種・ハーブ類・そして今が最盛期の茄子。今回は泉州水茄子・賀茂茄子・緑茄子・ひも茄子・ローザビアンカの5種類の茄子を用意しましたが、北山農園さんでは全10種類くらいの茄子を育てていらっしゃって今週末8月21日のファーマーズマーケットでは沢山の種類の茄子が見られると思います。お楽しみに~!!

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今回も北山農園の平垣さんご夫妻が店頭に立ちお客様からの質問に答えながら楽しく販売しました。ふだんあまり目にしない珍しい野菜の説明に私も「なるほど~」とお客様と一緒に聞き入ってしまいました。実際農家の方とお話をしながら野菜を買う機会はあまりないと思われます、こうやって少しだけでもその野菜の事や北山農園の言などもっと知って頂けたらまた野菜の見方も変わりより美味しく感じると思います。また来月も開催しますのでご来店下さいませ。

そして、いよいよ夕方からは北山農園を食べる会の始まりです。

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今回のテーマは「地力」地力とは文字通り「地球の力」地球の力を借り「知の力」を加えて食べ物を作るという事から農家の視点での「知力」の話を料理を食べながらお話しして頂きました。

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まず始めにこちらは「地力のオードブル」

右から黒陽中長茄子の焼き茄子のマリネ・大豆のチリコンカン・きゅうりとみょうがのオリーブソース和えの3品。こえらの野菜は誰でも簡単に育てられる物で、大豆はスーパーで売っている生豆があれば栽培が始められるというのには会初っ端から驚きました。きゅうりは種を買う場合、品種改良されてない(F1種、交配されている物とは違う)昔からある固定種を選ぶのがオススメで、種まきは遅霜が降りなくなってから梅雨明けまでに植え、地這いさせて育てる方法もありますが、今は省スペースで沢山取れる様に立体的に育てる方法が多いようです。そしてきゅうりは水分を沢山含んでいるので、水分を取り体を冷やす効果もあるため、水の代わりに食べる地域もあるにだとか。茄子にもうまく育てるポイントがあり土壌は保水力の高い地を選んで、一つ目の実は早めに採り、枝は70度位の角度で生育させる。更に茄子の花はほぼ全てに実がなるという事なので大切に!!このような野菜の育て方や普段のお二人の作業の様子などをわかりやすくお話しして下さいました。

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今回は、お出しする料理にそってお話していきました。

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続いては、「北山農園の旬野菜と果実のサラダ」スイスチャード・ピーマン・白ピーマン・ゴーヤ・白きゅうり・伏見甘長とうがらし・オクラ(スターオブデイビット)・緑茄子・フェンネルの花・トマトの花など盛り沢山野菜と果物を蜂蜜とアップルビネガーのドレッシングでお出ししました。

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次に、今回のテーマでもある地力にちなんで一番の教材として選んだじゃがいもについてのお話。じゃがいもは家にあるもう食べずに捨ててしまう様なじゃがいもも次に繋げる種して使えます。植える前は芽出しをし強く早く育つ芽を作り、種芽の大きさによって切り分ける。植える時は十分に切り口を乾燥させ、植え方はいろいろありますが、30cmピッチ位の等間隔の同じ深さでカット面を植える。培土は2回、目が出て茎葉が10cmになった頃と花が咲く頃で、花が終わり、葉が黄色味を帯びてきたころが保存後に食べる時に一番美味しいタイミングなのと肌の綺麗さもいい収獲時期です。このように農の知識を知っていればじゃがいもならば1個のじゃがいもから20個のじゃがいもが採れるのです。この話を聞いて幼いころ自分もじゃがいもを学校で育てたことを思い出し懐かしくなりました。美味しく育てるポイントが分ればより育てる楽しさも倍増します。

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そして、いよいよ料理も話しもメインです。こちらは「バロティーヌ・バルサミコとビーツのソース」合いびき肉のミンチにインゲン・紫インゲン・人参・ピーマンを合鴨肉で包んで蒸してグリルしたものと、付け合せの人参のグラッセとインゲンのグリルし2種類のソースでお楽しみ頂ける一皿でした。そしてこちらのお皿の中のインゲンの話にインゲンは発芽しやすく栽培が簡単で、早く沢山収獲でき、食べきれず大きくなりすぎた鞘はそのまま乾燥させて種を取り、豆としても食用ができまた、保存が長くできます。その際、次の種まきができる季節まで一握りの種を残し保存しておくこと、インゲンだけではなく大豆もじゃがいもも必ず種として残しておくことが次のエネルギーを確保するために重要な事だとおっしゃっていました。

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コース最後のお楽しみ、「デザート3種盛り合わせ」レットムーンのスウィートポテト・黒陽中長茄子のマフィン・レモンバジルのソルベ、参加者の皆さん皆、野菜のデザートにビックリされていました。茄子のマフィンは茄子嫌いの子供でも食べれそうという声も!私は断トツでレモンバジルのソルベが1位でした。レモンが入っていないのにいい香りで隠し味の白ワインが大人の風味。個人的にまた食べたいデザートです。

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お話も終盤にはいり、「オク」こと紀子さんが今回の勉強会で1番伝えたい思いを話しだしました。種を残す知恵、一粒の種から多くの実りを作り出す知恵、それが農家の経験と役割でこのことを多くの人に伝える事も大切だと感じています。食べ物(生きて行く為のエネルギー)を自分で育て作り出せるという安心感は貨幣社会であったり、現在の環境の中で暮らしていゆく為のちょっとした安心感に繋がると思っています。少しの知識があれば食べる物を作る事ができる、食べる事は生きる事、今回お話ししたようにちょっとの知識と種を持ちその種を植えれば何十倍にもなってかえってくる、一粒の種を次につなげる事、それは私たちの命を繋げる事。でもそこを活かすためには土が、更には地球がとても大事だという事、私たちは地球無くしては生きられないだから大切にしなくてはいけないのです。この紀子さんの今回伝えたい思い、皆さん真剣に聞き入ってました。

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今回も北山農園のお二人が考える地力・知力のついてたっぷりお話して頂きました。ありがとうございました。そして今回ご参加頂いた皆さまありがとうぎざいました。楽しい会になりました。また「北山農園を食べる会③」は10月30日を予定しております。次回はどんな勉強会になるか・・・お楽しみに!!皆様のご参加お待ちしております。


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