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北山農園の「プチマルシェ」とdSCHOOL「北山農園を食べる会」

2016年5月29日 公開

5月22日に開催致しました、北山農園の「プチマルシェ」と、d SCHOOL「北山農園を食べる会」。イベント盛り沢山となった一日のレポートをお送りします。静岡店で年に2回ほど開催しているファーマーズマーケットはお馴染みとなりましたが、よりたくさんの方々に北山農園を知って欲しい、野菜を食べて欲しいという思いから、毎月第4日曜日のプチマルシェが始まりました。ファーマーズマーケットよりも小規模、少アイテムですが、その時期採れる旬の野菜を販売する企画です。さて、第一回目の5月。今回のアイテムは【スナップえんどう・グリーンピース・そら豆・スイスチャード・ルバーブ・あやめ雪蕪・インカにめざめ・アップルミント】と春らしいラインナップ。この日は、北山農園の平垣さんご夫妻が直々に、店頭にて野菜の説明をして下さいました。普段見慣れない野菜の解説に、お客様も興味深く聞き入ってる様子でした。

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少数アイテムでの販売だった為、オープンから程なくして完売になってしまい、購入出来なかったお客様は申し訳ございませんでした。次回は来月、6月26日(日)開催です。無くなり次第終了となりますので、ぜひお早めにお越し下さいませ!

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来月もお楽しみに…

そして、夜の部は「北山農園を食べる会―Green Peace―」。旬のグリーンピースを題材に、野菜作りを通しての“緑と平和”をテーマとした勉強会の始まりです。まずは、平垣さんご夫妻が農業を始めるきっかけから。始まりはお二人が飼っているうさぎの為に、無農薬のにんじんを作ったことだそうです。家族の為に安心・安全な野菜をという想いと、なにより、自分達で作った野菜は美味しい!という感動から、北山農園の活動がスタートしました。さらに、妻の紀子さんが小さな頃、ご両親が作っていた立派なそら豆を見て「お百姓さんはかっこいい、こんな素晴らしい職業はない」と感じていた、というエピソードも語って下さいました。そんなお二人、現在では富士宮市北山で、年間200アイテム以上の野菜を育てています。参加者からの、「それだけ沢山育てていたら、休みたいと思わないんですか?」という質問に、平垣さんは「毎日思うけどね。休日を取っても畑が心配になって逆にストレスになるし、一年中赤ちゃんを育てている感覚だけどそれでも楽しいんだよね」と笑いながらおっしゃっていました。

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話は進み、今度はお二人から参加者の皆さんに問いかけます。「野菜は誰が作っているか?」…この質問には、ピンときた方も多いようでした。平垣さんの考える答えは「地球」。地球が大地を作り、その土で野菜を作る事が出来る。私達が生きて行く為に必要な物全ては、私達が作っているわけではなく、全て地球が作り上げている物であり、日々土に触れ大地を感じながら生活しているお二人は、地球がどれだけ身近な存在なのか、またどれだけ私達には無くてはならない存在なのかを私達にも感じて欲しいと語ってくれました。

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次の質問は「“生きていく”とは?」。普段あまり意見を交わす事の無いテーマに、「ありのまま」や「寝ること」など、ユニークな回答が出る中、今回ひとつの答えとして取り上げたのは、「食べること」でした。あまりにも当たり前のように思えますが、お二人の想いはもっと深い所にありました。貨幣社会に生きている私達は、もし貨幣が無かったらどのようにして生きていけばいいのかわからない、何か起きれば生きていけないと思ってる人が多いのではないか。そうではなく、まずはいかに自分自身の生命の維持を保つか、生きる為に食べていく、その知識を持っていれば良い。例えば、道端に生えている野草など、意外にも食べれる物が沢山あるという事。また、すぐには食べられない食物の“種”であっても、ひとつでも持っていればその種がいずれ実を付け、何倍・何十倍・何百倍もの種となりまた命を繋いでくれる。不安の多い社会において、そういった知識を知っていれば、“生きていける”という安心感になる。お金があればなんでも手に入るような時代に、自分が何処にそのお金を使っていくかを考えながら生きていけるはず。そして次世代にもそういった知識を残していきたい、とお二人はおっしゃっていました。私自身、普段は疑問に思うこともなく貨幣社会に生きている1人として、これからどうやって生きていくのかを考えさせられた会でした。と、まぁ少し硬いレポートになってしまいましたが、

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画像のように、笑いも多々あり!?の和やかな雰囲気の中、楽しく学べる会となりました。そして今回は、この「北山農園を食べる会」の為に私たちがコースメニューを考案し、皆様に召し上がって頂きました。その料理の内容を最後にご紹介します。

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【豆のカルパッチョ】生のスナップえんどう、グリルしたそら豆、軽くボイルしたグリーンピースをカルパッチョ風に仕上げました。生で頂くスナップえんどうの甘さに、皆様驚きの表情でした!

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【花・野菜・果実のサラダ】スイスチャード・黒キャベツ・ホップの新芽・三つ葉の新芽・春菊の花など珍しい野菜をふんだんに使用したサラダ。はちみつとアップルビネガーのドレッシングでさっぱりと。

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【大地の恵みポトフ】生ソーセージ・インカのめざめ・そら豆などをじっくり煮込んだやさしい味わいの特製スープ。

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【旬菜と豆乳のラザニア】豆乳を使用しヘルシーに仕上げたラザニアと、北山農園にて種類豊富に育てられているハーブを使った冷製パスタのメインプレート。ペパーミント・タイム・オレガノ・日本ハッカ・ローズマリーが入った【ハーブのフェデリーニ】は、清涼感のあるソースとパスタの意外な組み合わせでしたが、皆様より好評頂きました。

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【ルバーブのブリュレとクランブルケーキ】旬のルバーブを生のまま加え焼き上げたケーキと、ルバーブジャムが入ったブリュレ。独特の酸味を、二種類のデザートでお楽しみ頂きました。

次回は7月に開催予定の「北山農園を食べる会」。食べて、学んで、語る夜です。皆さまぜひご参加くださいませ。

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D&DEPARTMENT DINING SHIZUOKA byTAITA. 佐藤奈々 鈴木薫