D&Department

D&DEPARTMENT ネットショップへ

shizuoka_160421_03

今週末はd SCHOOL開催

2016年4月21日 公開

今週末、4月23日(土)はd SCHOOL「型染めワークショップ」を開催します。染色家山内武志さんの工房へお伺いし、実際に型染めを体験させてもらうワークショップも、今年で3回目の開催です。

shizuoka_160421_01

 

今年も展示に伴って、d SCHOOLを開催してもらうことになりました。
毎年、告知をしてすぐ埋まってしまうd SCHOOLなのですが、今年は特に埋まるのが早く、webページ公開2日目には定員満席のご予約に…ありがとうございます。
実は私たち静岡店スタッフも、事前に山内さんの工房を訪れ、型染めの体験をしてきました。

shizuoka_160421_02

私たちが伺ったときは、午前中から天気もよく、良い風がふいていて、染めには絶好の日。山内さん、大判の暖簾を染めていらっしゃいました。
私たちもその様子を見学後、それぞれ、「自分を表す模様」をテーマに、型紙を制作しました。今回のd SCHOOLも参加者各自、自分の紋様をデザインしてもらいます。d SCHOOL前に一度予習をしておいてくださいね。

型染めは、「型紙を彫って、布にあて、糊をつけ、乾かし、染料に浸し染める」という、言葉にすると至ってシンプルな行程。しかしこれをスムーズにやるとなると一筋縄ではいきません。

先ず型彫り。渋紙(しぶがみ)と呼ばれる型紙によく使用する厚手の和紙にデザインを描き、カッターで紙を切っていきます。白く残すところ(糊が入る)ところは切り抜き、染料が入るところは残す…。頭を使いました。

shizuoka_160421_04

なんとか無事、型紙ができあがり、糊付作業に入ります。

shizuoka_160421_06

 

糊は、でんぷんと糠を混ぜたもの。型紙にそって糊をつけ、一度乾かします。

shizuoka_160421_07

 

藍甕に浸し、染めます。

shizuoka_160421_08

完成したのがこちらです。

shizuoka_160421_05

 

そのままテーブルセンターにしたり、タペストリーにもなりそう。袋縫いして、クッションカバーにするもよし。
昨年、同じ麻布で染めたものは、2枚重ねて暖簾にしてショップに飾っています。

shizuoka_160421_09

 

山内さんの暮らす浜松は繊維の街。
今は最盛期と比べるとうんと減ったそうですが、昔は紺屋(染め屋)が多くあり、衣服の生地からお店の暖簾なんかも常時染められていて、「染色」というのは、今よりも生活に身近でした。
山内さんも代々紺屋を営んでいた家で育ち、高校卒業後、上京し芹沢銈介に師事。修行時代を経て、浜松に戻り、この道60年以上。
78歳になった今でも、毎日工房に立ち、仕事をされています。染め職人であり、表現者でもあります。また、師匠である芹沢銈介の意志を継ぎ、ご自身で経営されている「アトリエぬいや」では、山内さんの作品を始め、全国さまざまな民藝品を紹介したり、講演会やコンサートを開くなど、染人にとどまらない活動もしている山内さん。

shizuoka_160421_10

d SCHOOLでは、山内さんの染色の仕事、ご自身の活動を始め、お話いただく予定。山内さんの貴重なトーク、必見です。

ご参加の方、当日楽しみにお待ち下さい。現地でお待ちしています!

D&DEPARTMENT SHIZUOKA by TAITA 添島円