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akionukaga

額賀章夫

2014年12月23日 公開

陶器の笠間を育てるリーダー 笠間焼の伝統工芸士・額賀章夫さんが、2013年に発表した「カサマ・プレート」。それまでの「プリーツワーク」という繊細な鎬紋などとは、ひと味違う作風で、素焼で、角が丸い正方形のプレートだ。笠間の土は陶器向きではなく、あまり使われてこなかったが、皆で大事にすべき“産地のカラー”が必要だ、と考えていた額賀さんは、笠間焼協同組合で開発された新しい粘土を独自にブレンドし、この渾身の作品を生み出した。積極的に海外での個展を開催しながら、「向山窯の増渕浩二さんから薫陶を受けたロクロの技術を、次の世代に伝えていくのも自分の役目」と話し、“風土性のある仕事”を念頭に、後継者たちに、笠間焼の歴史と技術を伝え続けている。(沼田健一/trattoria blackbird)