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abundance

アバンダンス・ガーデン八尾

  1. 心と身体の健康をつくる、意思あるオーナーによるゲストハウス。 アロマセラピーのスクールや、無農薬有機栽培で米や蕎麦、野菜などを育てる「桐谷農園」を運営する長谷川由美さん。
  2. シンプルで、必要十分以上の設備とサービス。 宿泊料金に追加1000円で、たっぷりの摘み立て野菜と焼き立てパン、「メッツゲライ・イケダ」のソーセージなどがキッチンに(日によって異なる)。
  3. 富山湾も立山連峰も望む、清々しい田園の中の静かな環境。 天井の高い吹き抜けのラウンジには、ピアノとギター、薪ストーブ。寝室は3部屋、最大1組6名まで宿泊可能。

富山移住、本気で考えました ある土地に長く滞在すると、値段が手頃で、キッチンがあって、寝心地がいいベッドがあって、市街地から遠すぎず、誰にも邪魔されない……そんな宿があったら、と切実に思う。そんな、理想的な宿が「アバンダンス・ガーデン八尾」だ。アロマセラピーのスクールなどを運営する長谷川さんが、仲間が泊まれる場所としてスタートさせた一日一組限定のゲストハウス。「必要な物があったら遠慮なく言って」と気遣ってくれるが、鍋もフライパンもワイングラスも、塩もバターもドレッシングも、タオルも入浴剤も、何でも揃っていて、自由に使っていい。ホテル並のサービスはないが、厳格なルールもなく、利用者が思い思いに羽根を伸ばして、心からリフレッシュすることが大切だと意図してのことだ。近くに美味しいイタリアンレストランがあるので、夕食はそこで食べてしまったが、朝食は毎朝自分でつくった。皿を洗ったら、珈琲を淹れて、庭で思いきり体を伸ばす。生き生きとミントが香る。小高い丘の中腹にあって、水田に家屋が点在する散村風景、霞の中のビル群、はるか彼方に立山連峰の青い影、美しく光る富山湾まで見える。それらが朝日に輝いたり、雨に黒く曇るのを、遠く離れて眺めていると、忙しい都市生活も、切羽詰まった環境問題もまるで他人事。富山に長く滞在すると、きれいな水と空気、心と身体の健康、その当たり前の大切さに気づく。また訪れたいというより、去りがたい土地だ。(空閑理)